残留抗菌性物質に関するまとめ

残留抗菌性物質スクリーニング試験に関するよくある質問

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残留抗生物質・合成抗菌剤

1. 検査項目と検出感度について

残留抗菌物質試験は一次スクリーニングとして、幅広い抗菌性物質を対象としています。主にペニシリン系、テトラサイクリン系、マクロライド系、アミノグリコシド系などが含まれます。各抗生物質の検出感度は、規定の基準値を確実に下回るレベルで設定されており、高い精度を持つ分析法を使用して測定しています。

2. 検査の適用範囲

スクリーニング試験として、畜産物、水産物、乳製品、飼料など様々な食品に対応しています。それぞれの製品について、国内および国際的な基準に基づき検査を実施しています。

3. 検査方法と信頼性について

液体クロマトグラフィー質量分析法(LC-MS/MS)や酵素免疫測定法(ELISA)などの高額な確定試験の事前に、高感度かつ高精度な方法を用いて安価な一次スクリーニングをおすすめしています。これにより、食品の安全性を確保するために必要な信頼性の高い結果を提供します。

4. 検査結果の提供時間

通常、検査結果はサンプル受領後3日以内に提供いたします。迅速な結果が求められる場合は、別途ご相談いただければ優先対応も可能です。

5. 基準値と合格判定について

検査は、国内の食品衛生法および国際的な規制基準に基づいて判定を行います。基準値を超えた場合には、詳細な報告書とともに、適切な対応策についてのアドバイスを提供いたします。

6. 検査結果の取り扱いとフォローアップ

検査結果はPDF形式の電子ファイルにて提供いたします。また、お客様のご要望に応じて紙媒体での提供も可能です。検査後にはフォローアップとして、追加の質問やサポートにも対応いたします。

7. 費用について

検査費用は、確定試験よりも大変安価です。

8. 検査の認証について

本試験法は、性能・品質について、AOACからPTM認証を受けました。この認証により、検査の品質と信頼性が保証されています。

残留抗生物質

 

 

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