アフラトキシン

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アスペルギルスのカビ毒 アフラトキシン

カビ毒 アフラトキシン

カビ毒の中でも アスペルギルス フラバス 、アスペルギルス パラシティカス等が産生する アフラトキシン 類は、肝細胞に対して発がん性を有する物質として広く知られています。アフラトキシンを含有する食品の規制については、アフラトキシンB1から総アフラトキシン(アフラトキシンB1、B2、G1、及びG2の総和が10 μg/kg を超えて検出してはならない)と変更となり、平成23年3月31日付けで通知があります。厚生労働省 食安発0816第1号において、総アフラトキシンの試験法について詳細の測定方法が提示されています。

国内流通食品のアフラトキシンの汚染実態調査結果

ピーナッツ及びピーナッツバターなどの加工品、トウモロコシ、ハト麦、そば粉などの穀類及びその加工品、ナツメグなどの香辛料、ピスタチオから検出されています。輸入品からの検出が多い傾向です。
品名調査数汚染件数平均汚染濃度(μg/kg)
B1B2G1G2トータル
落花生15014.880.3120.91.928
チョコレート64340.270.130.130.10.33
ピスタチオ510.380.38
はとむぎ1762.450.380.162.77
そば粉2820.530.170.61
香辛料2150.360.20.44
ココア1180.330.130.110.4
ピーナッツバター62210.860.250.370.21.18
アーモンド(製菓材料含む)2460.370.140.10.43
コーングリッツ3020.20.21
出典:平成 16~18 年度の厚生労働科学研究から加工

AHCの総アフラトキシン定量検査

  • 食品中のトータルアフラトキシン(B1、B2、G1、G2の総和)を高感度に測定。
  • 迅速かつ正確な検出が可能です。
  • アフラトキシン検査は短納期で、スクリーニング用途に最適です。
  • 厚生労働省通知(食安監発0816 第7 号)ガイドライン準拠
  • スクリーニング後の確定検査にも対応します。

参考文献

厚生労働省 カビ毒(アフラトキシン)を含有する食品の取扱いについて

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