2021年2月8日
春一番到来!テイクアウト・デリバリーフードの衛生管理、今こそ見直しましょう!
2月4日(木)関東地方に春一番が吹きました!
なんと、昨年より2週間以上も早い吹奏で、観測史上最も早い記録となりました。 寒暖差の激しい日々が続いていますが、そんな中、デリバリーフードの需要は依然として高まっています。
コロナ禍の影響で、テイクアウトやデリバリーを利用する人が増えています。
しかし、調理してからお客様のお手元に届くまでの時間が長いため、特に気温の高い時期には、食中毒のリスクが高まります。
そこで今回は、テイクアウト・デリバリー事業者向けに、今すぐ確認すべき衛生管理ポイントをご紹介します。
1. 受注から喫食までの時間を短縮する
お客様の注文を受けてから調理・配達までの時間を短縮することで、食品の劣化を防ぎます。
2. 加熱調理食品は中心部まで十分に加熱する
食中毒菌は、中心部まで十分に加熱されていない食品から発生しやすいです。中心温度計などを活用し、適切な加熱状態を確認しましょう。
3. 作り置きは適切に管理する
食中毒菌は、20℃~50℃の温度帯で増殖します。作り置きは、冷蔵(10℃以下)または65℃以上で保管し、時間内に販売・提供するようにしましょう。
4. デリバリー時は保冷・保温を徹底する
保冷剤やクーラーボックス、冷蔵車などを活用し、食品の温度管理を徹底します。
5. お客様への注意喚起
購入した食品は、速やかに食べるようお客様へ口頭で伝え、または容器にシールを貼るなど、分かりやすく表示しましょう。
6. 水分をしっかり切る
水分が多い食品は傷みやすいため、調理前にしっかりと水分を切ります。
7. 適切な容器を選ぶ
小分けできる容器を選ぶことで、食品の劣化を防ぎ、お客様の利便性も向上させることができます。
AHCは、通販食品やデリバリーフードの衛生チェック・対策もお手伝いします!
長年の経験と専門知識に基づき、お客様の状況に合わせた最適な衛生管理プランをご提案いたします。
お気軽にご相談ください!
■お問い合わせ
株式会社AHC
TEL027-253-1515
■関連情報
- 厚生労働省「テイクアウトやデリバリーにおける食中毒予防」:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00003.html
- 東京都保健医療局「テイクアウトや宅配を始める飲食店の皆さんへ |「食品衛生の窓」」
- 最新の情報については、各省庁・自治体のホームページ等をご確認ください。
今年の春は、安全でおいしいテイクアウト・デリバリーを、お客様にご提供しましょう!