レジオネラ菌

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レジオネラ菌 あんしんお風呂

挿入絵:水質衛生ポスター「あんしんお風呂」 前橋東小学校在校生様から提供頂きました。

レジオネラ菌 Legionella

レジオネラは、自然界の淡水・土壌環境中どこにでもいるありふれた細菌です。

運動性があり、長さ2~20μm、幅0.3~0.9μm(マイクロメーター)のグラム陰性の桿菌です。

水環境を中心とした生活環境に存在し、自然界に広く生息しています。繁殖温度は20~45℃の範囲で、ヒトの体温程度が至適温度です。

レジオネラ属菌の生態に深く関係をもつ微生物に自由生活性アメーバや繊毛虫などがいる。これらとレジオネラ属菌は寄生関係にあり、これらの原生動物の食胞に取り込まれるとそこで増殖する。

ヒトの生活環

レジオネラ属菌は浴槽や温泉での生息が報告され、また入浴や浴槽での吸入や誤嚥に関連性が高い感染症として認識がされます。一部アメーバやレジオネラ属菌は40~45℃の環境下で増殖することが可能であり、ヒトが密接に関わる生活の中で公衆浴槽等はアメーバやレジオネラ属菌にとって安定した生息環境となる。そのため循環式浴槽等の病原微生物の存在は水質衛生上の問題となっており、把握や対策が必要となっています。

 

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