異物試料観察と無機素材の推定

 

金属異物

金属異物スケール

試料観察において、より説得力のある試験報告書になりました。異物試料において、表面観察や計測、3Dでの立体写真などの撮影を、これまで以上に鮮明に行うことが可能になりました。下記のような異物試料をお預かりした場合、当社では、試料の表面を拡大観察において、被写界深度を深くとることができ、凹凸の大きな対象物も鮮明に観察することができます。画像連結によって高倍率の解像度を生かしたまま視野の拡張が可能となり、長さや面積といった2次元計測をリアルタイムに取得することができます。必要に応じてですが、立体的な3次元表示を報告することもできるようになりました。

異物の立体画像

元素分析

無機物の異物試料では、元素分析から素材推定を行います。試料表面の多点やドリリング(試料をミクロンで掘り下げ行う多層分析)機能を充実し、素材推定の正確性を向上させました。また報告納期の短縮化を行っております。事例の分析結果で試料はオーステナイト系のステンレス鋼であることが分かりました。

ドリリングによる多層分析と多点分析無機スペクトル

 

異物試験のご相談は45年の実績のあるAHCへ。

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