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検査用検体の送り方【完全ガイド】| 梱包・発送で失敗しない|

 

微生物検査などで正確な結果を得るには、検査用検体の正しい送り方が非常に重要です。

この記事では、準備から梱包、発送までの具体的な検体の送り方を、誰でも確実に実践できるよう完全ガイドします。輸送中に検体の温度が変化したり、破損したりすると、本来の状態からかけ離れた分析結果となり、最悪の場合、再検査が必要になることもあります。

この記事では、検査をご依頼いただくお客様が、誰でも確実に正しい方法で検体を送付できるよう、準備から梱包、発送までの手順を解説します。大切な検体を最適な状態で当社へ届けるためのガイドとして、ぜひご活用ください。

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 正しい検体の送り方 ①:準備における5つの重要ポイント

1
検体の量

原則として100g程度をご用意ください。検査項目によってはこれより多く、または少なくなる場合がありますので、担当者からの案内に従ってください。

2
容器

最も理想的なのは、販売されている状態の未開封品です。難しい場合は、十分に洗浄・乾燥させた清潔なポリ袋や容器に入れ、しっかりと密封してください。

3
ラベル表示

検体名、製造日またはロット番号、保存区分(常温・冷蔵・冷凍)を容器や外装に必ず明記してください。

4
依頼書の同梱

記入済みの検査依頼書を検体と一緒に梱包します。輸送中の結露などで濡れないよう、透明なビニール袋などに入れてから同梱するとより安全です。

5
複数検体の場合

複数の検体を送る場合は、各検体のラベル表記と依頼書の表記が完全に一致するようにご記入ください。取り違えを防ぎます。

 正しい検体の送り方 ②:梱包と発送の手順

(ステップリストはインラインスタイルでの再現が非常に困難なため、よりシンプルな表示になります)

  1. 検体ごとに識別をしてください。
  2. 保冷容器の用意: 発泡スチロール箱など、断熱性の高い容器を使用します。
  3. 保冷剤・蓄冷剤の投入: 検体と一緒に十分な量の保冷剤(冷蔵品)または蓄冷剤(冷凍品)を入れます。
  4. 固定と緩衝: 新聞紙や緩衝材で隙間を埋め、輸送中に検体が動かないように固定します。
  5. 液漏れ対策: 液体状の検体は、念のためポリ袋を二重にし、口をテープなどで留めてください。
  6. 発送: 必ずクール便(冷蔵または冷凍)をご利用ください。

失敗しない検体の送り方:最終チェックリス

  • 検体の量は目安(100g)を満たしていますか?
  • 容器は未開封品、または清潔な密封容器ですか?
  • ラベル(検体名・製造日・保存区分)は正しく明記されていますか?
  • 検査依頼書は記入済みで、検体の表記と一致していますか?
  • 依頼書は濡れ防止の袋に入れましたか?
  • 温度帯に合った梱包(十分な保冷剤など)ができていますか?
  • 液漏れの可能性がある検体は、二重袋にしましたか?
  • 発送伝票のクール便種別(冷蔵/冷凍)は正しく選択されていますか?

この記事で解決しないご不明点については、より多くの質問と回答をまとめた「よくあるご質問(FAQ)ページ」【FAQページへ】も併せてご覧ください。


ご依頼・ご相談をお待ちしております

この記事が、お客様の検体送付準備の一助となれば幸いです。検体の状態は、検査結果の正確性を左右する最も重要な要素です。もし梱包や発送方法で少しでも迷ったり、不安に思ったりした場合は、どうぞお気軽にご連絡ください。お客様からの大切な検体を万全の状態でお預かりするため、スタッフ一同、全力でサポートいたします。

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