2019年7月11日
夏から秋にかけては食中毒の発生リスクが高まるため、特に腸管出血性大腸菌による食中毒予防に注意を払いましょう。以下のポイントを押さえて、感染を防ぎましょう。
腸管出血性大腸菌から身を守るための予防ポイント
- 食品の十分な加熱
- 食品は中心部までしっかりと加熱してください。目安としては75℃で1分間以上の加熱が推奨されます。
- 手洗いの徹底
- 調理の前後やトイレの後は、必ず手を丁寧に洗うことが重要です。石鹸と流水でしっかりと洗浄しましょう。
- 調理器具の使い分け
- 生肉に触れた調理器具は、他の食品と共用しないようにしましょう。これにより、交差汚染を防ぐことができます。
- 食材と調理器具の洗浄と消毒
- サラダなどの生で食べる料理を調理する際は、手指や食材、調理器具、食器を十分に洗浄し、必要に応じて消毒することが大切です。
腸管出血性大腸菌とは
腸管出血性大腸菌は動物の腸管内に生息する細菌であり、ふん便を介して食品や飲料水を汚染します。少量の菌でも感染しやすく、激しい腹痛、下痢、血便などの症状を引き起こします。重症化すると、溶血性尿毒症症候群(HUS)などの合併症を引き起こし、場合によっては命に関わることもあります。
当社のサービス
当社では、食品や環境中の腸管出血性大腸菌の検査を行っております。さらに、衛生コンサルタントとしてもリーズナブルな料金でサービスを提供しています。すでにご利用いただいているお客様からは、高い評価をいただいており、衛生レベルが大幅に向上しています。
衛生管理のメリット
- 病原菌の検出と対策
- 腸管出血性大腸菌をはじめとする病原菌の検出と対策を行い、安全性を確保します。
- 全体的な衛生レベルの向上
- 病原菌対策だけでなく、一般衛生管理の充実を図ることで、施設全体の衛生レベルが向上します。
ご相談・お問い合わせ
当社はお客様のニーズに応じて、衛生管理に関するご相談を随時受け付けております。食中毒の予防や衛生レベルの向上についてお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応いたします。
腸管出血性大腸菌による食中毒の予防には、日常の衛生管理が不可欠です。適切な加熱、手洗い、調理器具の管理を徹底し、食材と調理環境の清潔を保つことで、安全な食生活を維持しましょう。当社の検査サービスやコンサルティングを活用し、安心して食事を楽しんでいただける環境づくりをサポートいたします。
参考
「出血性大腸菌による食中毒」(厚生労働省ホームページ)