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井戸水のピロリ菌は大丈夫?検査と対策

井戸水のピロリ菌が気になっていませんか。「うちの水は大丈夫だろうか」というご相談が増えています。

ピロリ菌は胃がんの原因菌として知られています。感染経路のひとつが井戸水です。地方では飲料水として利用するケースも多く、気づかないうちに感染するリスクがあります。

この記事では、汚染の原因から検査方法・費用まで解説します。

汚染の原因——浅井戸と深井戸の違い

ピロリ菌は土壌や河川に広く存在します。地下水にも浸透することがあります。

特にリスクが高いのは浅井戸(深さ10m未満)です。地表の影響を受けやすい構造だからです。動物のふん便や生活排水から菌が入り込みます。

一方、深井戸(深さ30m以上)は地層のろ過効果があります。浅井戸よりリスクは低いとされています。ただし「深井戸なら絶対安全」とは言い切れません。構造や周辺環境によっては検出される例もあります。

検出率は地域や状態で大きく異なります。思い込みは禁物です。一度の検査で確認することが最も確実な方法です。

沸騰すれば除去できるのか

結論から言えば、煮沸は有効です。ピロリ菌は熱に弱く、100℃で死滅します。飲む前に煮沸する習慣をつければ、感染リスクは大幅に下がります。

ただし毎回すべての水を煮沸するのは大変です。うがいや歯磨きなど、口に入る場面は意外と多いものです。

根本的な除去方法には3つの選択肢があります。煮沸は手軽ですが手間がかかります。塩素消毒は効果が高い反面、設備コストが必要です。ろ過装置(0.2μm以下)は菌を物理的に通さず確実性が高い方法です。

まずは検査で汚染状況を把握しましょう。その上で最適な方法を選ぶことをおすすめします。

感染した場合の症状とリスク

感染しても、すぐに症状は出ません。これが厄介な点です。自覚がないまま何年も感染が続きます。慢性胃炎から胃潰瘍、そして胃がんへ進行するリスクがあります。

WHOはピロリ菌を「確実な発がん因子(Group 1)」に分類しています。国内では胃がん患者の約99%が感染者とされています。

お子さまがいるご家庭は要注意です。幼少期の感染が多いためです。井戸水を日常的に使う環境では、知らないうちに感染する可能性があります。

除菌治療は医療機関で可能です。まず環境水の検査で汚染を確認しましょう。その後、必要に応じてご自身の感染検査を受ける順序が合理的です。詳しくはピロリ菌検査のすすめ(医師執筆)をご覧ください。

井戸水のピロリ菌検査——方法と費用

検査には主に2つの方法があります。

培養法(生菌検査)は、生きた菌を培養して検出します。「今、活きた菌がいるか」がわかります。検査日数は7営業日程度です。費用は10,780円(税込)です。

PCR法(遺伝子検査)は、菌のDNAを検出します。死滅した菌のDNAも検出可能です。培養法より感度が高い特徴があります。過去の汚染を調べる手がかりにもなります。

株式会社AHCではどちらにも対応しています。宅配採水キットで全国からお申し込みが可能です。マニュアル付きで、どなたでも簡単に採水できます。

お申し込みは水質検査の詳細・料金からどうぞ。検査の流れもご参照ください。

年1回の定期検査で家族を守る

検査は一度きりではなく、定期的に行うことが大切です。

自然環境は常に変化しています。工事・大雨・地震などで地下水の状態は変わります。また菌数が少ない場合、陰性と出ることもあります(偽陰性)。

年1回の検査を習慣にしましょう。変化を早期に発見できます。ご家族の健康を守る最善策です。

株式会社AHCはISO/IEC 17025:2017認定の検査ラボです(厚生労働省 水道水質基準も参考にご覧ください)。国際規格に基づく信頼性の高い結果をお届けします。定期検査のご相談はお問い合わせからお気軽にどうぞ。

環境検査一覧もあわせてご覧ください。

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