📋 こんなご相談をよくいただきます
- 「カルシウム豊富」と表示したいが、基準を満たすか確認したい。
- 強化した製品の含有量を、数値で裏づけたい。
- 原料の切り替えで、含有量が変わっていないか調べたい。
カルシウム 分析は、食品に含まれるカルシウムの量を測る分析です。栄養成分表示の任意項目であり、強調表示の根拠にもなります。しかし、含有量は原料や配合で変わるため、実測が欠かせません。この記事では、測定の方法と表示の考え方を専門機関の視点で整理します。全体像はミネラル分析(全体ガイド)もご覧ください。
カルシウム 分析が必要になる場面
依頼の背景は、大きく3つに分かれます。まず、栄養成分表示に任意項目として記載する場合です。次に、「豊富」などの強調表示を使いたい場合があります。さらに、原料やロットの差を確認したい場合もあります。
特に強調表示では、基準を満たす裏づけが必要です。そのため、思い込みではなく分析値で確認します。なお、レシピを変更したときも、再確認が安心につながります。
| 場面 | 目的 | 必要なデータ |
| 新商品の表示作成 | 任意項目の記載 | 100gあたりの含有量 |
| 強調表示の検討 | 「含む」「豊富」の判断 | 基準との比較値 |
| 原料・製法の変更 | 品質の維持確認 | ロット間の比較値 |
食品に含まれるカルシウムの特徴
カルシウムは、食品によって含有量が大きく異なります。たとえば、乳製品や小魚、大豆製品は代表的な供給源です。一方、加工食品では、強化剤として添加される場合もあります。
このように、由来はさまざまです。しかし、表示で求められるのは総量です。つまり、天然由来か添加かにかかわらず、含まれる量を正確に測ることが基本になります。なお、水分量が変わると、100gあたりの数値も変動します。
| 食品群 | カルシウムの特徴 |
| 乳製品 | 含有量が高く、主要な供給源 |
| 小魚・海藻 | 骨ごと食べる形態で高くなる |
| 大豆製品 | 凝固剤の種類により差が出る |
| 強化食品 | 添加量の管理と実測が重要 |
測定の方法(灰化・原子吸光法)
測定は、前処理から始まります。まず試料を灰化し、有機物を取り除きます。次に酸で溶かし、測定用の溶液にします。その後、原子吸光法などで定量します。
この工程で大切なのが、試料の均一化です。なぜなら、小魚や強化食品では、粒の偏りが数値に影響するからです。そのため、粉砕や混合をていねいに行います。実際に、前処理の精度が結果を左右します。
| 工程 | 内容とポイント |
| 均一化 | 粉砕・混合で偏りをなくす |
| 灰化・酸分解 | 有機物を除き溶液化する |
| 機器測定 | 原子吸光法・ICPで定量する |
栄養強調表示の基準と依頼のポイント
強調表示には、満たすべき基準があります。具体的には、100gあたりや100kcalあたりの含有量で判断します。また、「含む」と「豊富」では、必要な量が異なります。そのため、狙う表現を先に決めると進めやすくなります。
加えて、飲料と固形物では基準の考え方が変わります。つまり、製品の形態も踏まえた確認が必要です。ナトリウムの扱いは食塩相当量とナトリウム測定、制度全体は栄養成分表示の解説をご参照ください。
| 分析・対応 | AHCの対応 |
| カルシウムの定量分析 | ✅ 実施(ISO/IEC 17025 認定範囲外として実施) |
| 他のミネラルとの同時分析 | ✅ 対応します |
| 強調表示の可否のご相談 | ✅ 対応します(表示の最終判断はお客様にて) |
| 分析費用 | ⚠️ 項目数により異なるため個別見積り |
👥 こんな方からのご相談を承ります
- カルシウム強化食品を開発している方
- 「豊富」等の強調表示を検討している食品メーカーの方
- 乳製品・小魚・大豆製品を扱う事業者の方
- 原料変更後の含有量を確認したい方
5ステップで進む分析の流れ
🏢 株式会社AHCについて
1977年創業の食品・環境微生物検査ラボです。ISO/IEC 17025認定ラボ(PJLA L26-134)として、認定は微生物試験の3項目で取得しています。カルシウム分析は認定範囲外として実施します。関連記事: ミネラル分析(全体ガイド) / 成分分析サービス
まとめ
カルシウム 分析は、表示と品質を支える基本の測定です。特に、強調表示を狙う場合は、基準との比較が欠かせません。つまり、分析値が訴求の信頼性を決めます。含有量の測定や表示のご相談は、カルシウム分析のお問い合わせ、またはお電話(027-253-1515)よりお気軽にどうぞ。
外部参考資料
・消費者庁「栄養成分表示・栄養強調表示に関する情報」
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